NP STUDIO STAFF日記
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2008年12月1日(月) 流行語大賞 Nakazawa

12月に入り年末気分が一段と高まってきた。
年末恒例の流行語大賞が発表され、「アラフォー」と「グー!」が大賞となった。
今年を象徴する「居酒屋タクシー」「埋蔵金」「あなたとは違うんです」「後期高齢者」もトップテン入り。
少し予想とは違って、どれも印象が薄い感じ。
ノミネートされた「おバカキャラ」「汚染米」「暫定税率」「何も言えね〜」他はどうだったのか。
米国発の「サブプライム」「チェンジ」はよく新聞紙上を賑わしていたが・・・。
個人的にはノミネートされていないが「麻生のKY(空気読めない・漢字読めない)」を推したい。
麻生ネタが少ないが「アキバ系」「ローゼン麻生」「おバカキャラ」でしっかりノミネートされている。
結局今年はオリンピック以外、楽しいネタが少なかったと言う事か。
今年の漢字一文字も去年に続き、暗い一文字になるのでは・・・。
今夜、今年最初の忘年会がオリンパスカメラプロ部で行われた。
嫌な世相を忘れ、楽しい忘年会で今年一年を楽しく締め括りたい。

2008年12月4日(木) 謝謝!  Nakazawa

今年も残り一週間となった。
これは自分だけの話だが、気分は師走の22〜23日を過ぎたあたり。
年内の納品も一つ一つ終り、自分の年賀状も何とか印刷入稿した。
後は来週末のイベントを無事終了させれば年内は終了。
バタバタしている毎日だが、嬉しい事があった。
主宰する写真塾のメンバーが、還暦祝の記念品として、キヤノンのG10デジカメをプレゼントしてくれた。マニアックで高性能のカメラで、中国に持って行こうと思い、前から欲しかったカメラだ。
長く続いた写真塾で、いつしか還暦を迎える歳になってしまった。
思わぬプレゼントに涙が出るほど嬉しかった。
何だか良い写真が撮れそうな気がする。中国行きが楽しみだ。
メンバーの皆様、大変ありがとうございます。謝謝!

2008年12月7日(日) 便利な世の中? Nakazawa

ちょっと寒いが、素晴らしい青空。
少しずつ予定をクリアし、何となく先が見えてきた日曜日。
中国行きの準備も少しずつ進んでいる。
昨日、量販店のポイントで電子辞書を買った。
使ってみると便利で面白いが、中国語はさっぱり分からない。
中国では、空港到着から帰国まで全日、通訳が付いてくれるので安心だが、少しは自分で会話をしてみたい。
多分通じないだろから、電子辞書に喋ってもらう・・・。
何でも便利な世の中になった。
講義の資料もパソコン一つで済んでしまう。でも一週間分の資料作りが大変で、何が本当に便利か分からない。
カメラメーカー各社がこの年末、新機種を発表した。
各社2000万画素を越えるスペックで高機能のデジタル一眼だが、30万〜90万円と価格差がある。
フィルムカメラと違い、新機種が出る度に旧型は機能も価値も下がり、二束三文。
技術の進歩はありがたいが、使う側の立場では何とも空しい。
しかも新型は、パソコンのOSやソフトが最新バージョンにしか機能しないモノもある。カメラだけでなく、パソコンも一緒に考えないと充分に機能しない。
一体いくらお金が必要になるの・・・。
注文済みのC社のカメラが、初期入荷が少ないようでまだ来ない。
この不況の中、そんなに売れてる事が信じられない。
高機能、高性能の言葉に負けてる。
便利な世の中だが、自称ボケ老人に、これ以上使いきれるか心配だ・・・。

2008年12月12日(金) なにか変・・・  Nakazawa

今年の漢字一文字は・・・。
清水寺で年末恒例の漢字が発表され「変」の一文字が書かれた。
チェンジの意味に捉えれば改革、変革など前向きに考えられるが、「なんか変」と思うとマイナスイメージが浮かんでくる。
無差別殺人や政治不信、毒入り餃子、食品偽装等々、なにか変な年だった。
支持率21%の麻生太郎の漢字は「気」だとか。
やる気、活気、元気の気らしいが、やる気なし、活気なし、空気読めないカラ元気。
自民党はボロボロ。総裁チェンジ、政権チェンジの「変」と見える。
リストラ、内定取消。米三大自動車メーカーも救済を受けられず破綻の兆し。
このままでは世界中に失業者が溢れそう。
お陰でドルが90円を切ってしまった。中国でのギャラはドル建てなのでヒジョ〜ウに痛い。
渋谷の街にイルミネーションが点灯した。
師走の雰囲気に溢れ賑やかだが、懐具合は厳しそう。
麻生のお坊ちゃまには、こんな庶民の気持ちなど分からないだろうなァ・・・。
自民党も麻生総理もおかしい、なにか変・・・変・変・変。

2008年12月13日(土) 楽しい年末を・・・  Nakazawa

今年の師走が一足先に終わった。
土曜日、広告写真家協会東京支部の集まりが無事に終り、あとは明日、中国に行くだけ。
まだ中国の資料作りに追われているが、数週間に渡るドタバタの連続もこれで終了。
何もかもが前倒しで凝縮された年末だった。まだ終わった訳ではないけど。
旧正月の中国では年末気分は無いのかもしれないが、知らない所の師走気分もいいかな。
皆さまも楽しい年末をお過ごし下さい。
ではまた戻りましたら・・・。

2008年12月22日(月) 無事帰国 Nakazawa

中国から師走の東京に戻ってきました。
長いようで短かった10日間。
留守中、色々お手数をおかけした皆様、ありがとうございました。
先ずは無事に戻りました。
色々あって何から書いて良いか分かりません。
土産話しはまた・・・。

2008年12月23日(火) 撮影実習 Nakazawa

今日は一日中ゆっくり身体を休めました。
中国での講義時間が長く、朝から動き回り、身体はヘトヘトです。
訪れた中国杭州の浙江理工大学は、東京ドーム6〜8個分位の広大な敷地に建つ歴史ある名門大学とのこと。
その中の芸術学科のゼミに行ってきました。
天井の高い立派なスタジオですが、設備が大型過ぎて少し使い勝手が良くありません。
そして寒い。中国の人は中でも上着を着て、あまり暖房は入れないようです。
タクシーも暖房無しで寒いです。
ゼミの生徒は、大学生中心に写真学科を教える先生と社会人で、約20数名程です。
月曜日の9時から始まり、夕方5時頃まで、連日講義、実習が土曜日まで続きました。
実習では、日本で普通に使うテープなどの小物も無く、道具の違いに戸惑いを感じました。何とかあるもので代用し実習を進めたが、技術や道具の差は歴然。
照明機材やパソコン等はかなり充実しているが、小物の入手が困難なようです。
でもゼミの生徒さん達はとても熱心で、メモを取りながら食い入るように見ています。
日毎に慣れて、調子も上がり、口も滑らかに順調に講義が続きました。
質問等も出て意欲的な生徒も多く、一週間がアッという間に過ぎてしまった。
最終日、修了証書を一人一人に手渡し、みんなと集合写真や代わる代わる写真に収まり、別れを惜しみながら大学を後にした。
終わってみると大変だったが、とても楽しい一週間だった。

2008年12月25日(木) 杭州の街 Nakazawa

中国の続きです。
大学のある杭州は、上海の隣、浙江省にあり、西湖など観光の街で、紹興酒で有名な紹興があります。
私は授業で行かれなかったが、カミさんは大学の学長秘書の案内でしっかり市内観光。
他の日も、一人でバスに乗り観光を楽しんでいた。
講義のある一週間は観光も出来ず、ホテルと学校の往復のみだが、学長の歓迎昼食会や、先生方に誘われ、連日地元の料理を堪能した。
辛いものは苦手だが、ここの料理はそれほど辛くなく、とても美味しかった。
アヒルやカエル、見たことも無い魚等、食べはしたが、アヒルの頭や足は遠慮した。
中華に飽きケンタッキーにも行ったが、鳥の味は中華風で、日本とは似て非なる感じ。
講義が終わると、学校とホテルの間にある繁華街をぶらぶら。
大きなスーパーの様な店や、変わった果物を売る店、ファッションの店など混在して賑やかで面白い。
クリスマスも近く、街路樹や建物がライトアップされ綺麗な街だ。
ここは郊外の学生の街らしく治安も良くおおらかだ。
ただ、クルマには油断がならない。人がいてもクラクションを鳴らし平気で突っ込んでくる。
上海ほどではないが、事故が起きないのが不思議なくらい。
中国で先ず慣れるのは道路の歩き方かもしれない。
続く!

2008年12月26日(金) 杭州から上海へ Nakazawa

杭州から上海へ
楽しかった一週間の講義を終え、杭州から日本で言う新幹線に乗り込み上海へ向かった。
気を遣って一等車(グリーン車)を取ってくれて、快適な列車の旅を味わい、車だと2〜3時間かかるところ、1時間少々で上海に着いた。
のどかな杭州から、いきなり上海に降りると、ライトアップされたビルや人や車の騒然とした感じに驚く。
上海のビルのイルミネーションは有名だが、前に来た時よりも一段と輝いている。
2010年の万博を控え、道路工事やビル建設も急ピッチで進んでいるようだ。
今夜はホテルに入り、ゆっくり休みたい。
夕飯はコンビニで済ませ、爆睡。・・・続く。
今日は仕事納め。
帰国して、実質3日間の年末はバタバタと終わった。
年賀状の宛名も書けず、何も出来ずに電話で「良いお年を・・・」の挨拶のみ。
スタッフとの忘年会も急遽新年会に変更。
何だか訳の分からない今年の年末。残り5日に総てを片付けよう。

2008年12月27日(土) 上海観光  Nakazawa

久し振りにゆっくり起床。外は曇り空で時折細かい雨。とても寒い。
ここ上海に来て、初めて観光らしい一日となった。
ホテルから歩いてすぐの、上海では有名なテレビ塔と、かつてはバンドと呼ばれた外灘の英国調の建物が並ぶ黄浦江沿いの遊歩道をのんびり散策した。
夜は夜景の素晴らしい観光スポットだが、対岸のテレビ塔は低い雲に霞み、別な意味で幻想的だ。
また歩いて10分ほどの観光名所、豫園に行った。
豫園は400年以上の歴史を持つ、中国江南を代表する庭園。
庭園の西と南の一帯には100年続く豫園商場と言う観光土産の店が並び、日本の浅草仲見世を大きくした感じ。
傘を差すほどではないが霧雨の中、広い庭園を回る。
広い園内には大小の楼閣があり、龍壁と言われる、龍が波打つような姿が屋根に彫刻された壁に囲まれている。
一時間ほどかけゆっくり散策し、お目当ての小籠包を食べに。 
昼時とあって長蛇の列が出来ているが、本場の味をたらふく堪能。美味しかった。
腹ごなしに土産物店をぶらぶら歩いていると必ず、偽ブランドを売りつける変な奴らが寄ってくる。面倒くさいので訳の解らない言葉でまくしたてると、怪訝そうな顔で「日本人じゃないのか?」と言ってすぐに立ち去る。それが面白くて何度もやっていた。
豫園を後にし、タクシーで次の場所へ・・・。
中国話しも続くが、年末のバタバタも続いている。
昨日で仕事納めだが、やり残しが沢山ある。
年末って何なんだ・・・。

2008年12月28日(日) 上海写真事情 Nakazawa

今年最後の日曜日。今となっては日曜も何もないが・・・。
家の事や年賀状等々、やることが沢山ある。でも、口ばかりで身体は動かない。
上海の続きで、タクシーで向った場所は、中国茶に関するお店が4〜50軒入っていそうなビル。その中で通訳の宗さん馴染みの店に案内され、色々なお茶を独特な作法で入れてもらい、味や効能を教わった。
中国茶とお茶の道具、小物等を買い、次に上海駅に近い写真関連の店が並ぶ所へ案内された。
ニコン、キヤノン、オリンパス等メーカーのショップや、ストロボ、写真用品等が並んでいる。その中の一軒で、写真関連の本を扱うお店に、今回の大学での写真講座のポスターが自分の写真で張られていた。
その前で少し照れながら写真に収まり、地元写真関係の人と話しをした。
中古カメラの店も興味があり覗いたが、日本の中古フィルムカメラが沢山展示されている。最近では見たことも無いカメラもあり面白い。
日本で売れないカメラが、ここでは結構良い値段で売られているようだ。
ここ上海ではカメラや照明機材は豊富にあるが、細かい商品撮影に必要な小物を扱う店は無く、テープやクリップ一つでも不自由な感じだ。
撮影のノウハウが解らないから、何が必要かも分からないのだろう。
少しは今回教えたことが役に立ってくれたら嬉しいが・・・。
すっかり日も暮れてきたが、次の目的地、新天地に行く。
ここはチョットお洒落な店が並ぶ観光スポット。クリスマスのイルミネーションに飾られ、とても賑やかだ。
スターバックスもあり、丸の内や六本木の高級店が集まった感じで、若者に人気らしい。
前回はここで、地元日系企業の方に食事をご馳走になったことがある。
新天地は、東京の何処かに似ていて少しホッとする雰囲気の街だ。
続く。

2008年12月29日(月) 中国最後の夜  Nakazawa

今年も後三日。表通りから一歩中に入ると人の気配が消え静かになった。
最近では大掃除をする個人の家も無く、マンション等は逆に静かな年末だ。
今年もあれこれと、やり残しが沢山あるが、今となっては諦め気味。
中国話しも最終回。
カメラ店で、上海の写真家、李さんと待ち合わせ。
李さんは、今回の写真講座に社会人の一人として参加していた建築写真家で、日本に来た事もあり、日本語も堪能で、通訳と撮影助手をしてくれてとても助かった。
その李さんが車で迎えに来てくれて、ご自宅に招待してくれた。
上海郊外のご自宅はガードマンの居る高級住宅街。
建築設計を営む奥様とトイプードルの三人?家族で、広くて豪華な一軒家。
一体この人何者・・・。
モデル住宅のような豪邸で、中国最後の夜は李さんご夫婦の手料理と上海蟹をご馳走になる。
一週間のお付き合いだったが、すっかり意気投合し、凄い歓迎をしてもらった。
素晴らしいご自宅で、大変おいしいお料理をありがとうございました。
中国最後の一日は、観光あり、ご招待ありの大満足の一日でした。
翌朝、今回のコーディネーターで連日通訳をしてくれた宗さんと、上海空港でお別れ。
約10日間、大変お世話になり、楽しい思いを沢山させて頂きました。
北京に向う宗さんより一足早く、東京行きに機上し、大満足の中国を後にした。
体力的には結構ハードだったが、熱心で好意的な皆さんに歓待を受け、総てやり尽くした達成感に満たされた中国だった。
だが、何と言っても一番満足なのは便乗したカミさんだったろう・・・。

2008年12月30日(火) 良いお年を・・・。  Nakazawa

年賀状の宛名を遂に徹夜で書き上げた。
一枚一枚確認し、添え書きを加えながらの作業は、結構な時間がかかる。
と言ってもプリンターでの話しだが、何とか年内に投函する事が出来た。
明日からはまた冷え込むそうで、今日の内にクルマまで洗ってしまった。
正月飾りもつけたし、短い時間の割にはどうにか無事に年越しの準備が出来た。
年末に大騒ぎをしても、正月休みはアッと言う間に終わってしまうのだが、新年を迎えるのは気持ちも新たに、何もかもリセット出来、新鮮な気持ちになれる。
今年は、世界的経済危機、無差別殺人、食品偽装、政治不信と暗い一年だった。
個人的には、特に悪い訳ではないが、来年はもっと良い年になるよう、期待を込めて新年を迎えたい。
麻生政権に期待するものは何もないが、少しでも明るく元気な年にしたい。
今年も一年、大変お世話になりました。来年も宜しくお願い致します。
皆さま良いお年をお迎え下さい。

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