NP STUDIO STAFF日記
《バックナンバー》

男の花道。飾れた人、飾れない人。
人それぞれだが、男清原が壮絶な野球人生に別れを告げた。
王監督とは違う意味で、多くの野球ファンを魅了し、ＯＮに負けないＫＫコンビで一時代を築いた。
古巣、西武戦で渡辺監督の花束に涙し、両チーム選手に胴上げをされた清原。
ファンからは惜しみない拍手と「アリガトウ」の声。
そしてラストゲームはイチローやテーマソングを歌う長渕剛の見守る中、最後の勇姿をファンの眼に焼きつけた。
清原の引退試合は男の花道と呼ぶに相応しいものだ。
男泣きする清原。ひとつ一つ言葉を噛み締め、西武時代からの感謝を語り、最後のオリックス、故仰木監督では言葉を詰まらせ、２３年間の野球人生に幕を下ろした。
もっと話したい事が沢山あったと思う。
良くも悪くも、これほど泥臭く死にものぐるいの生き様を見せた野球選手は他にいない。
新庄のカッコ良い引退とは対照的な清原の引退。
多くの野球ファンは、その生き様に共に涙して見送ったのだろう。

世界的な金融不安が更に深まる。
株価も１万円割れ。実態経済の悪化を懸念。
格差社会の中で、カネの無い者には、今さら何が実態経済悪化だ。
麻生太郎君、世間はとっくに悪化の一途だ。
選挙の為の予算審議で益々支持率ダウン。
起死回生の一発がないのなら、さっさと解散したら。
辛〜い国民は、選挙に付き合う余裕もないだろうけど・・・。

ノー天気な柔道、石井慧。突然の格闘技転向発言。
北京金メダル以降、ビックマウス炸裂でマスコミに大人気だが、何か勘違いしてはいないか。
プロの格闘家に転身もいいだろう。将来の進路は本人の自由だが、調子に乗って、言葉足らずで協会に転向話しをしてしまったのでは？
一部マスコミでは、数々の言動も含め、柔道界から追放との厳しい批判もある。
記者会見ではトーンダウンして、大学卒業を第一とする事を語っていたが、今さら後戻り出来ない現実に本人も当惑している。
これまでの一連の発言も、唐突な発言だが、関西人のノリとも、内容のある話しとも思えない。
普段の会話を知らないが、もしかして、ただのお調子者？
オリンピック感動の金メダル。あの感動は今、どこに・・・。

ノーベル物理学賞に続き、化学賞まで、４人の日本人学者が受賞の快挙。
景気低迷する日本に明るい光が差したようだ。
日本中が受賞の喜びに沸いているが、受賞者からは一様に謙虚な答えが返ってくる。
ノーベル賞の権威の高さか、既に学者としての地位の確立か、受賞を喜びながらも控えめな答えばかりだ。日常は凡人とは違う何かがあると思うが、淡々とした受賞の感想に、やはり何か非凡さを感じる。
ノーベル賞は、長年の地道な研究の成果であり、賞狙いの一発屋が受賞出来るものではない。
俺が俺がの出たがりで、人気ばかり気にする能無しの政治屋に、爪の垢でも飲ませたい。本物の「政治家」になりたければ、しっかり勉強しろ。
不甲斐無い政局に、つい、話がそれてしまう。
・・・で、受賞は素晴らしいが、凡人には何で受賞したのかはイマイチはっきり分からない。
でも、今は分からないが、何れそれが我々の役に立つ事だけは確かだ。

巨人が優勝した。
１３ゲーム差からの逆転は凄いが、勝つべきチームが勝ってもあまり面白くない。
今年は阪神と思っていた。阪神に勝たせたかった。
浪花のくいだおれ太郎もガッカリだろう。
今日、１０月１０日は三十数年目？の結婚記念日。
孫の誕生から、すっかり話題が移り、名ばかりとなってしまった。
週末にかけて遊びに来ていた孫との毎日は、１才半になり、カタコトの言葉と愛らしい仕草に、じじババのバカ振りも一段とエスカレート。
知恵がついたのか、何でも聞いてくれると思うのか、家に帰るとベッタリ寄ってくる。
抱きつかれればデレデレだ。嬉しくて、ついつい、サイフも緩むし腕も腰も痛い。
おまけに、ネコの「寿々」までヤキモチを妬くのか、ニャーニャーと、まとわり付き、孫と争奪戦。
因に、ネコは本能的に、身内の小さい子には何をされても手を出さないそうだ。
孫とネコに癒される毎日なんて最高・・・！
カミさん・・・とは遅ればせながら記念日の食事でも・・・。

きれいな青空、爽やかな空気。何処からともなく金木犀のいい香が・・。
秋の深まりを感じた三連休。
カメラ片手に何処かブラッと出かけたくなる。
カメラを手にすると、歩くのが苦にならない。
次の角を曲がると、面白い事が・・・。また次の角を・・・。
普段見過ごしている何かが発見出来そう。
こんな時、また新しいカメラが欲しくなる。
この秋に、新機種がいくつか発表される。
メインで使うのは１台だが、ＴＰＯで色々と欲しくなるものだ。
１１月末に発売する新型を予約してしまった。
他にも欲しいのがある。
メーカーの販売戦略にまんまとはめられている。
秋はファッションや身の廻りのモノを買いたくなる季節のようだ。
我家の実態経済は一向に良くならないのに、困ったものだ・・・。
大国アメリカの失策に世界中が経済不況。
おまけに北朝鮮の言いなりか、突然のテロ支援国家指定解除。
アメリカは、大国の威厳すら失ったのか。
麻生総理は自慢げに日本の政策を語っているが、相変わらずの蚊帳の外。
アメリカに文句の一つも言ったらどうよ・・・。
今年の冬は厳しい冷え込みになりそうだ。

いい季節になった。
仕事の関係で、五日市のハウススタジオまでクルマで出かけた。
平日で大きな渋滞もなくドライブ日和。
予定を変えて五日市の先の檜原村まで走ってみた。
紅葉には少し早く、所々で黄色に色付く程度だが、同じ東京都とは思えない山間の静かな村は静かに秋の深まりを待っている感じ。
檜原村は滝でも有名で、その一つ、払沢の滝に行ってみた。
車を停めて少し歩くが、人の気配もなく、水の流れだけが渓谷に響き、時間を忘れさせる。
流れ落ちる水を見ているだけで何か癒される思いだ。
滝の入口にある小さなお豆腐屋さん「ちとせ屋」で、ざる豆腐など何種類かお土産用に詰めてもらった。美味しそうなので同じものを、最近、胃の摘出手術をした大先輩写真家のＦさんのお見舞いにした。
ハウススタジオでの用事を済ませ、行き先をＦさんの居る厚木に変更。
檜原村から、五日市、八王子を経て厚木に向うが、少し渋滞もあり暗くなって来た。
アポなしの訪問にも関わらず、元気な姿に迎えられ、あまりの回復振りに驚いた。
入院から手術まで話しは続き、一時間ほどがアッという間に過ぎてしまった。
手術前と体型も変わらず、ゴルフも始めたとの事で一安心。
厚木を後にし、気分良く帰宅。
午後からスタートし、檜原村から厚木経由で、８時間あまり走り続けた。
行き当たりバッタリのドライブだが、季節がいいと走るのが苦にならない。
お土産のお豆腐で夕食。おぼろ豆腐を食べたが濃厚でウマイ。
他に、ざる豆腐、滝の音豆腐の木綿、絹、生揚げ、おからで造ったうの花ドーナツ。
当分、お豆腐料理が続く。

１０月も残り少なくなり、冷たい雨に肌寒さを感じる。
着る物もすっかり秋から初冬へ衣替え。
クライアントから年賀状の依頼も多くなり、この業界は既に年末気分。
１１月、１２月のスケジュール調整に追われる。
特に師走のいい日は早めに押さえなくては、毎年の事だが、大体バッティングする。
今年は１２月のド真ん中に中国の大学で写真講師の予定が一週間入っている。
個人の事はともかく仕事関係や協会など公の行事は難しい。
また来年に続くのだから、年末に大騒ぎする事ではないのだが、なぜか年の瀬は気忙しい。
残り２ヶ月がアッと言う間に過ぎていきそう。
今から、年末にうろたえている姿が目に浮かぶ。

日経平均終値７１６２円９０銭。バブル崩壊後の最安値。
麻生君、マンガの話しでウケると思っているのか、アキバでオタク相手に人気取りしている場合ではない。景気回復、株価安定には一日も早い解散総選挙がいいのでは・・・。
なりたくて、やっと成れた総理大臣に、いつまでもしがみ付きたい気持ちは分かるけど、人気は下がるばかり。麻生総理の支持率に株価が反応しているのではないかな。
総理の椅子がよっぽどいいのか、この異常事態でも嬉しそうにカッコつけてる姿が支持率低下を招いている。
貧しい国民はお坊ちゃまの総理大臣ゴッコに付き合う気はない。
話しは違うが、巨人の原監督がＷＢＣの監督に決まった。
お坊ちゃまと若大将か・・・。
世間の意見とは中々合わないものだ。

泰葉・・・訳、わからねエ〜。
金髪豚野郎など過激な発言が続いているらしい。
しかし、そんな事はどうでもいい。
マスコミは何故、泰葉ごときタレントに注目するのだろう。
三平の娘と言う事以外、歌手としてもタレントとしても、何も魅力も面白さもない。
バカ騒ぎをしている泰葉を、マスコミが更に大騒ぎしているとしか思えない。
とても不愉快。
東横インがまた、建築廃材を地下に不法投棄し有毒ガスが発生。
あの前社長も関与し、逮捕された。
違法建築を指摘され、横柄で無責任な謝罪会見を行ったあの西田前社長だ。
マスコミもここは叩くべきだ。泰葉はどうでもいい。
でも、とても不愉快。

選挙目当てのバラまきか・・・。
またまた「あめ玉」のバラまき、高速道路の１０００円乗り放題。
政府の考える事ってその程度？
一時的に埋蔵金を充てるらしいが、抜本的な解決にはならない。
その後には消費税の値上げが待っている。
駆け込み需要で消費を煽っても、一時的な景気回復で、もっと強い冷え込みが・・・。
ガソリン高騰の時、何も手を打たない政府与党。選挙目当てに姑息な手段がミエミエだ。
子供のお年玉でもあるまいに、何かバカにされてる感じ。
得意げな総理の会見後の支持率が楽しみ。
こんな事で上がると思ったら大間違い。

木枯らし１号が・・・。
不景気の成か、何だか急に冷え込みが厳しくなった感じ。
円高？で、ハロウィンの金曜日にしては意外と静かな六本木ミッドタウンにある富士フイルムフォトサロンで、広告写真家協会の写真展が開催されている。
協会メンバーが、それぞれの思い出の写真を展示したもので、懐かしい写真が展示されている。
私も８０年代に撮影した富士フイルムの企業ＰＲの作品で参加。
会場の富士フイルムに、少し「ヨイショ」もあるが、いい時代の懐かしい思い出の作品を展示している。
各々の制作年度を見ると、いつの間にか古いメンバーの仲間入りになってしまったと少し複雑な気分。
そろそろリタイヤかなと考え、もっと若手育成に頑張らなくてはと思う。
写真はいつまでも続けられるが、体力、特に眼の衰えは何ともし難い。
とは言え、毎日パソコンに向い仕事をしている。
これがいいボケ防止になっている。
しかし、持論の「ボケたフリ老人」は健在で、大いにボケまくり、都合の良い年寄りを目指している。
皆様も、本当にボケる前に是非「ボケたフリ」をお勧めします。
これが結構楽しいのです・・・。