NP STUDIO STAFF日記
《バックナンバー》

流行語大賞が発表された。
６０の候補から、宮崎県知事の「どげんかせんといかん」と「ハニカミ王子」が大賞に決まった。
東国原知事は予想通りだったが「ハニカミ王子」は予想外。
流行語は社会性のある今年を反映した言葉であってほしい。
ハニカミ王子も爽やかで良いが、今年は食品偽装や年金問題、事務所費問題、防衛省の不祥事、値上げラッシュ・・・等々、問題山積の一年だ。
国民の多くは、先の見えない政治、経済の混迷を「どげんかしてくれぇ〜」と願っている。
「そんなの関係ねぇ〜、どんだけぇ〜」では済まない・・・。

北京五輪アジア地区予選で星野ジャパンが快進撃を続け、宿敵韓国に勝ち、王手をかけた。
ここまで国際試合で６勝６敗の五分とライバルの韓国に闘争心むき出しで気合いの入った試合だった。特に川上、岩瀬は三振でピンチを切り抜け気合いのガッツポーズ。
ハラハラドキドキの長い試合は１点差を最後は上原が抑えて勝った。
日の丸を背負った国際試合は観ている方も熱が入る。
・・・と、ここまでは昨日の試合。今日は地元の猛烈な応援の中、強敵台湾との試合。
波乱を予感させる序盤の攻防から、１点リードの６回、２ランＨＲで逆転される。しかし７回、すぐに打者一巡の猛攻で一気に６点を追加。更に２点追加し、藤川、上原のリレーで台湾に１０対２と快勝。見事、負けなしで北京のキップを手に入れた。
２日連チャンで息の詰まる試合を観た。
最近、日本のプロ野球が少しつまらなくなっていたが、この２試合は野球の面白さをタップリ魅せてくれた。
ヒットを打ち、ベンチに向って腕を突き上げるポーズに、選手全員、凄い気合いが漲っていた。
チームを離れ日の丸を背負った選手が一丸となり戦う姿に、日頃のペナントレースでは見ない気迫を感じた。
野球の面白さはこれだ。
相撲やボクシングでスポーツに少し冷めていたが、久し振りに熱くなった。

今年の世相を表す漢字一文字に『偽』が選ばれた。
食品偽装、年金記録、政治資金・・・ロクな一年ではなかった。
『偽』に続く漢字に『嘘・疑」が選ばれ、何も信用出来ない最悪の年となった。
選挙公約もウソ、食品もウソ、政治家、官僚のウソ。国民は何を信じていけば良いのか分からない。
相撲界、ボクシングまでもが偽りだらけ。謝罪会見も全て疑わしく見えてくる。
日本と言う国はこんなにひどい国だったのか。日本人の道徳心、性善説を信じていた。
何も信じられなくなると、疑心暗鬼の殺伐とした嫌な世の中になってしまう。
今年も残り半月。イヤな年は早く終わろう。
宝くじでも当ってハッピーに終わりたいものだ。

薬害肝炎訴訟、和解協議決裂。舛添大臣にはがっかりだよ。
これまでの厚労省の対応は無責任きわまりない。誰も責任すら感じず、当時の役人は天下って甘い汁を吸っている。
散々思わせぶりを言い、ええかっこしてきた舛添大臣は、そんな官僚に屈したのか手のひらを返したような釈明。原告患者に顔すら見せず会見場から逃げ出した。
農水族の陳情には簡単に選挙目当てに予算要求を丸呑みし、年金問題には税金を無駄に注ぎ込み、無駄遣いの独立行政法人は野放し状態。
理屈に合わない無駄金は使うが、国民の命には金を出したくないらしい。
政治家、官僚のメンツとはその程度のものか・・・。
公約も覚えていない自民党、福田政権の支持率は下がる一方。
参院選で国民にそっぽを向かれ惨敗したのを忘れてはいないか。
残り少ない今年中に、何か一つ良い事して終わろうよ。

今年も残り１０日。三連休を前に、納品が集中。
特に外資系の会社はクリスマス前に仕事を終えたいようで、週末の金曜は一日納品に追われてしまった。
お陰で、土曜日は半日ボーッとしていた。何となくテレビを観ていると、ほとんどが年末特番の予告番組。最近そういうの多くない・・・！？
でも少し休まり、週明け納品の残り作業を始める。
今年は早く年賀状を作ったのに、宛名書きが全然出来ていない。
今まで２５日までに出した事はないが、今年も無理のようだ。
芸能人が出て年賀受付が始まる恒例のテレビ中継に、早々と投函する映像を観るが、そんなの絶対信じられない。
そんなに早く出して、何かあったらどうするの？
以前、年末に亡くなった人から年賀状が届いた事がある。
今年も喪中の挨拶が多かったが、年齢的か、ご本人が亡くなり、喪中の葉書が届く事が多くなった。少し寂しい年末の知らせだ。
連休が終わると、実質３日しかない。今年も何も変わらず、バタバタ終わっていく。
この習慣は変わる事がないだろう。スタジオの忘年会も出来ずに終わりそうだ。
お世話になった皆様申し訳ない。代わりに新年会やります。
毎年「今年こそ・・・。」と、言っているけど・・・。

御用納めの２８日。最後の打合せが終り、今日で仕事納め。
年賀状も投函し、例年より早く？出す事ができた。
年末ギリギリ、急ぎの仕事が立て続きに入り、少し予定が変わってしまったが、今年も無事に終わった。
スタジオの大掃除やプライベートな事は何も出来ていないが、これからカミさんの顔色を見ながらボチボチと・・・。
残すところ３日ですが、皆さん楽しい年末をお過ごし下さい。

一夜明けて仕事モードからのんびりモードに切り替わった。
早くも帰省したり、正月休みに入った人で急に静かになった。
今年は年明けに持ち越した要件が多いが、今さらジタバタしても何も出来ないし・・・。今年は一応２８日で区切りがついて、例年より落ち着いた良い年末年始になりそうだ。
夕方からは久し振りにカミさんと六本木ミッドタウンをぶらぶらして外食。
会社帰りの人は少ないが、相変わらず賑やかに大勢の人が師走の街を楽しんでいる。
明日は少し掃除のまねごとくらいはしておこう・・・。

買い物客で賑わう表通りから一歩中に入るとひっそりとしてきた。
今日は色々と買い出しに走り回ったが、大型電気量販店やスーパーに行くと師走の賑わいに溢れ、年末の雰囲気をたっぷりと味わえる。
テレビでは年末恒例の「重大ニュース」や「今年を振り返る」等の特番が流れてる。
今年は「偽り・嘘」に始まり「謝罪会見」の大バーゲン。
食品偽装・政治と金・年金問題・防衛事務次官問題・・・企業も政治家も嘘つきだらけ。姑息な謝罪会見も見苦しい。
最後にきて、総理の薬害肝炎訴訟での謝罪は最悪。国が国民の安全を無視し、それをひた隠しメンツに拘り責任逃れ。食品偽装よりも罪が重い。
中国の偽装商品や甘い銃規制による事件事故の多発に、中国やアメリカの銃社会を日本は批判出来るのだろうか。
腐りきった政治や企業モラルに、健全なはずのスポーツまで、今年は総て最悪の年だ。
悪いことばかりが目立った今年だが、良いことも楽しいことも沢山あったはず。
唯一我が家の喜ばしい重大ニュースは初孫の誕生だ。
孫の誕生は子供と違ってこんなにも癒されるものとは思わなかった。思わず甘くなって何でも買ってしまう。孫と一緒の初めての正月が楽しみだ。
来年に期待しよう・・・。

大晦日。
一年最後の日。色々な思いを込めて新年を迎える日。
あと一時間ほどで無事に今年も終わります。
冷え込んだ夜空に、都会では珍しく星が綺麗に瞬いている。
普段ゆっくり夜空を見上げることもなかったから、そう見えるのかもしれない。
年越しそばを食べ、これから近所の神社に初詣に行きます。
皆さま、今年も一年間大変お世話になりました。
また来年も宜しくお願い致します。
良いお年をお迎え下さい。