NP STUDIO STAFF日記
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2007年9月3日(月) 安倍政権に秋風が・・・ Nakazawa

また一週間で閣僚辞任。やっぱりか・・・。
最初に問題を起こすなら、就任会見ですべった遠藤農水相だろうと思っていた。
また野党から任命責任を追及されるだろうが、5万円以下の領収書を出せない政治家から、清廉潔白な大臣を選ぶのは至難の業だ。
遠藤農水相は最初からおかしかったが、辞任会見でもニヤニヤして、政治家として「何んだこいつは」と言った感じ。任命責任を問われても仕方がないな・・・。
猛暑の夏も、内閣改造と共に涼しくなってきたが、新内閣には早くも冷たい秋風どころか木枯らしが吹いてきた。新体制で支持率も上がったのに、また急落か・・・。
お陰で?涼しく、過ごしやすくなった。9月は季節が移り変わる良い季節だ。
夏の終りと秋の訪れを静かに味わいたいものだ。
来週の日曜日は「目黒の秋刀魚祭り」だ。一度、行きたいと思っていた・・・。

2007年9月6日(木) 台風直撃 Nakazawa

台風が直撃。何だかわくわくドキドキする。
子供の頃、台風が来ると、父親が雨戸を打ち付けたり、ロウソクを準備し台風に備えていたのを思い出す。早めに夕食を済ませ、停電すると、ロウソクの灯りで静かに台風が過ぎるのを待った。
子供心に少し恐かったけど、なんだか家族のイベントのようなチョッピリ楽しさもあった。
今では、停電もなくなり、特に何かをする事もない。テレビの台風情報を見ながら海岸の高波を他人事のように見ているだけだ。近づく台風に、通りには人影もなく、無気味なほど静まりかえっている。
今は子供の頃のようなイベント気分はないが、今でも昔を思い出し、台風にはワクワクする。
大袈裟かもしれないが、昔はひ弱な木造住宅を台風から家族で守る絆のようなものが感じられた。
今では鉄筋コンクリートに囲まれ揺れる事もなく、親の心配をよそに息子も帰りが遅い。スタッフも深夜まで撮影が続いている。
時代は変わり、台風で家族の絆を図る事は遠い昔の話しかもしれない。
眠れない長い夜を過ごし、翌朝の台風一過の抜けるような青空がまた何とも言えなかった。
今でも台風一過の青空は昔と変わらず、爽やかな気分だろう・・・。

2007年9月9日(日) 目黒の秋刀魚 Nakazawa

目黒の秋刀魚祭りに行ってきた。前からニュースなどを見て、一度は目黒の秋刀魚を食してみたいと思っていた。
会場の目黒通りは、イベントや物産展のテントが並び、秋刀魚を焼く煙を先頭に長蛇の列が出来ていた。(BBSに写真)
秋刀魚の季節にしては真夏の暑さで、長い列に並ぶのは断念し、秋刀魚に欠かせない酢橘のつかみ取りに挑戦。小さい手には不利だが、秋刀魚には充分な沢山の酢橘を手に入れた。冷たい酢橘のジュースも乾いた喉にとても美味しかった。
結局、秋刀魚は食べなかったが、秋刀魚祭りの雰囲気は味わい、帰りに秋刀魚を買って夕飯の楽しみとした。
脂ののった旬の秋刀魚とつかみ取りの酢橘に大根おろし。目黒でなくてもとても美味しかった。

2007年9月12日(水) 突然の辞任 Nakazawa

安倍総理、突然の辞任。
昼過ぎに突然辞任のニュースが飛び込んできた。
何故この時期に、何で辞任なのか。昨日の所信表明は何だったのか。
今更遅いの声も・・・。
優柔不断の安倍総理、自信の辞任もタイミングを逸した感じ。
年金問題、事務所費問題と次々に出る不祥事に気の毒ではあるが、総理としての指導力もなければ、求心力も何も無い。
国民の声を正しく判断出来なかった参院選の敗北は、今日の辞任劇の始まりだろう。
あと数日で一年と言う所で短命に終わった安倍総理。
拉致問題で国民の支持を得たあの頃の安倍晋三は何処へ行ってしまったのだ。
早すぎた総理就任は、何処かで足を引っ張ろうとするえげつない永田町で、サラブレットのお坊チャマには荷が重すぎたのかも。
支持率低下あたりから、顔に覇気がなく、総てが悪い方に進んでいた気がする。
テロ特措法やらと辞任理由を色々言っているが、本音は「ボク疲れちゃった〜。やめたいよ〜」とアッキーに甘えて言っていたのでは・・・。
組閣人事で適材適所と言っていたが、総理自身が適材ではなかったと言う事では。

2007年9月13日(木) 相撲協会の暴挙 Nakazawa

総理の突然の辞任で影に隠れてしまった相撲協会の取材パス剥奪問題。
相撲協会は、一連の朝青龍問題で協会批判を根拠に、元NHKアナウンサーで相撲評論家の杉山氏の取材パスをいきなり取り上げてしまった。
相撲記者クラブは勿論マスコミ各社も新聞一面で取り上げ、相撲協会に抗議した。
公的機関の協会が、気に入らない者は排除すると言う暴挙に出た事は、表現の自由も含め重大な問題だ。
我々も立場は違うが写真協会で会員証とプレスカードを発行され、それなりの特典を得ている。内容にもよるが、協会批判をしたからと言って、いきなりその権利を奪われる事はない。
テレビと言うメディアの影響力は大きいが、その結果は視聴者が判断する事で、その当事者の相撲協会が言論封じを行えば、益々民衆から非難される事になるだろう。
朝青龍問題も少し静かになった所にまたまた大きな墓穴を掘った相撲協会は最悪状態。
品格を重んじなくてはいけないのは相撲協会か。
やっぱり、顔も体もごついが、頭の中は・・・。

・・・と、ここまでは夜中に書いたのだが、今朝には、一転して、記者証が返却されていた。
相撲協会もあまりの影響にこれはまずいと思ったのか、早々と返却したが、やってしまった事はそうは簡単に消える者ではない。益々相撲協会の汚点として、朝青龍以上に協会の体質が問われていくだろう。
嬉しそうに記者証を胸にかける杉山氏の姿が印象的だった。

2007年9月16日(日) 連チャン、秋刀魚祭り Nakazawa

知らなかった。目黒の秋刀魚祭りが先週に続き、今週もあったとは・・・.
山手線目黒駅を挟んで内側の品川区と、外側の本家目黒区と2ヶ所で秋刀魚祭りの本家争いをしているらしい。
主役の秋刀魚も宮城産と岩手産に別れ、先週の「酢橘」に対抗し、今週は「かぼす」に代わり、大根も産地が違うらしい。
どちらが本家か知らないが、秋刀魚好きにはたまらない2週連続開催。
つかみ取りで手に入れた酢橘がタップリあり、先週だけで既に3回秋刀魚を食べている。
今日も秋刀魚が食べたくなった。夕飯は秋刀魚にしてもらおう・・・。

2007年9月17日(月) 残暑お見舞い? Nakazawa

暑い。9月も中旬になってこの蒸し暑さは何だ。
安倍総理の突然の引退で天気まで狂ってきたのか。
総裁選で福田、麻生の熱い闘いが始まったが、会期中に自民党のパフォーマンスに付き合うのも迷惑な話。相変わらずの派閥政治に形勢不利となったマンガ好きの麻生太郎はオタクの街、アキバで人気取りに一生懸命。オタク相手に本人は癒されてるつもりらしいが、オタクは政治に興味は無い。既に体制の決まった寒〜い総裁戦だが、一週間はドラマチックに盛り上げないと自民党の人気取りに繋がらない。でも、総裁選挙も少し飽きてきた。
今ひとつ盛り上がらなかった世界柔道。
なかなかメダルの取れない日本柔道。やっと谷亮子が2大会ぶり7度目の優勝。男子無差別の棟田と女子無差別の塚田が金で、何とか金メダル3個で大会終了。
合計のメダル数は面目を保ちトップだったものの、男子は過去最低で、特に、井上康生、鈴木桂治の不振は大きい。
世界陸上でも、TBSお得意の派手な前宣伝で盛り上げるだけ盛り上げて、決勝すら残れず惨敗。女子マラソンの銅一個だけでは寂しい。
政治もスポーツも内弁慶で世界に通用しなくなった。
新総理総裁には何が期待できるのかな・・・.

2007年9月20日(木) 珍しいお客様 Nakazawa

岩手県から珍しいお客様が・・・。
岩手県の中学生男子3人女子2人の5人が。写真家の取材に来た。(BBSに写真)
修学旅行中に「地上の星を探せ」と言うテーマで、各グループに別れ、色々な職業の人を訪ね取材する班別自主研修との事。
表参道で待ち合わせ、初めて見るスタジオへ。少し緊張気味で何から始めたら良いのか分からない様子。
中学生の訪問は初めてで、こちらもどうして良いのか分からないが、事前に渡された趣意書や質問事項に合わせ、話しを始める事にした。
20数項目の質問に答えながら、写真を見せたり、カメラやスタジオの説明をし、写真家の職業を理解してもらおうとした。
しかし、あまり専門的でも難しいし、と言って簡単には説明出来ない事も多く、何処まで理解したのか少し心配だった。
写真学校での講師歴は長いが、中学生が相手では少し勝手が違い、言葉を選びながらの回答に予定の2時間はアッと言う間に過ぎてしまった。
駅まで送りがてら、表参道ヒルズや原宿を散策。意外にも竹下通りを知らず、表参道の雰囲気に圧倒されてた感じ。
一回りして表参道駅で乗り換えなどを教え、5人の中学生を見送った。
数時間の取材だったが、研修目的の「地上の星」になれたか少々心配だ。
そろそろ燃え尽きる星よりも、今日の経験を生かして、彼等が将来輝く星になって欲しい。
今日は中学生を相手にとても真面目な一日でした。

2007年9月24日(月) 三連休 Nakazawa

2週に渡る3連休で一週間がアッという間に過ぎた感じ。
先週末の金曜日、キヤノンと熾烈なデジタル争いをしているニコンが、D300とフルサイズデジカメD3の2機種の発表会を開催した。
会場は久々の新発表に大勢の人が押し掛け、プロ写真家向けに特別時間枠を設けてくれたが、それでもカメラを中々手に出来ない状況だった。(BBSに写真)
会場には料理や飲物なども用意され、顔馴染みの写真仲間とパーティー気分で楽しい時間を過ごした。大盛況の発表会だったが最後までカメラを手にする事が出来なかった。
翌々日、秋分の日は墓参りに出かけた。墓地には彼岸花が咲き、銀杏の樹からはギンナンが沢山落ち、すっかり秋の気配。
墓参りの帰り道、永田町の自民党本部前で、麻生支持のオタクらしき?若者が集まり麻生コールをしていた。
総裁選は麻生氏の善戦も空しく、福田氏が予想通りの結果に。負けてもご機嫌な麻生氏。次は期待出来そうかな・・・。

2007年9月25日(火) 福田新政権誕生 Nakazawa

初の親子二代、第91代福田新総理が誕生。
安倍総理の突然の引退や、政治不信、問題山積のなか、国民はどれほどの期待感を持って新総理の就任を見ているのだろうか。
案の定、福田新政権の党四役人事は派閥主導型。古い自民体質丸出しと批判されている。閣僚の顔ぶれも留任、横滑りで大きなサプライズはなさそう。
敗れた麻生氏は福田氏の要請を断り、今の「麻生人気」を新政権に活かすつもりはないようだ。
それより、自民党は総裁選に浮かれているが、会期中の空転国会を忘れてはいないか。
所信演説までして、最悪のタイミングで辞任した安倍総理。
謝罪会見も遅いと言われる間の悪さ。若いサラブレッドお坊ちゃまは、仲良しのお友達に足を引っ張られ、身も心もボロボロ。すっかり生気の抜けた謝罪会見の安倍総理。
一年前は安倍政権に国民は期待していたのだが・・・。
今度の福田政権には、古いお友達が沢山いるし、派閥の強〜い絆もあるから、国民は期待して良いのかな・・・?
年金問題、年金ドロボー、政治と金、テロ特措法、北朝鮮、温暖化、少子化、教育、福祉・・・。
やる事いっぱいあるじゃん。本当に大丈夫か・・・。

2007年9月26日(水) 福田新内閣スタート Nakazawa

顔ぶれの変わらない福田新内閣がスタート。
福田総理自ら冗談と言いながら「背水の陣内閣」と胸中をネーミングで語った。
国民としては政治不信を招いて自ら「背水の陣」では困るのだ。
民主党からは「昔の名前で出ています内閣」と嫌みタップリのネーミング。
他にも「先祖がえり内閣」「安倍居抜き内閣」など、期待されない言葉が並ぶ。
中には「森の小影内閣」と森元総理の影の存在をにおわすネーミングもある。
総理大臣の時は評判が悪かった森元総理だが、派閥の影ではチョロチョロよく動くらしい。
しかし、どれをとっても褒められた名前はない。
こんなに毎年総理が代わるなら、国民から公募して、新内閣のネーミング大賞でもやったら面白い。大賞の賞金は「年金支払い免除」副賞は「領収書提出免除」

2007年9月28日(金) 相撲協会解散 Nakazawa

地に堕ちた相撲界。
時津風部屋の若手力士が親方、先輩力士からリンチを受け死亡。相撲取りを目指し、僅か3ヶ月で悲しい結末になってしまった。
自らビール瓶で殴って、ヌケヌケと釈明会見をする親方。
発覚を恐れ親族に無断で火葬の手続き。悪質きわまりない。
親方ぐるみで稽古とは名ばかりの集団リンチ。ヤクザの世界と同じか。
朝青龍問題とは比べ物にならない卑劣な事件だ。
相撲協会も今更知らなかったとは言わせない。
文科省に呼び出された北の湖理事長だが、副大臣の松浪健四郎は笑顔で迎え、呼び出した渡海文科相が北の湖より頭を低くしていた情けない姿がしっかりテレビに映っていた。こんな事で厳しい指導が出来るのか疑問だ。
神聖な国技を守るなら、無能な今の相撲協会を解散させて出直せ。
国技館に出向いた渦中の時津風親方も、師匠会の席で、にやけた顔を見せていた。こんな時にどうしてそんな顔が出来るのか・・・。
相撲しか知らずに育った親方や協会理事は世間の常識など何も分からないのだろう。弟子は金儲けの道具くらいしか思っていない相撲界。
このままでは相撲界の将来はない。

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