NP STUDIO STAFF日記
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2006年3月4日(土) 王Japan Nakazawa

荒川の金で沸いたオリンピックが終わり、ようやく寝不足から解放された。
今度は野球世界一を決めるWBCが始まった。これは寝不足にはならないが、日の丸を背負っての戦いは同じだ。応援にも熱が入る。
イチローをはじめとする王ジャパンは日の丸の重さを口にする。そんなに気負わなくても良いと思うが、一次リーグ、中国、台湾に連夜のコールド勝ちを収め、快進撃が始まった。
オリンピックでは成績不振で荒川の金一つに救われた形だが、今までの中途半端なメダル獲得にJOCもアグラをかいていたのではないかと思う。今頃結果を見て慌てているが、確実に世界で通用する選手を育てていない。
野球では、イチロー、松井を始めとして、メジャーで大活躍し、後続の選手に道を築いている。
しかし、競技内容は異なるが、個人の地味な努力によって世界と戦うことには限界がある。それをあたかもJOCや日本中が送り込んだかのように過度の期待をするのは選手に気の毒だ。
クールビューティー荒川静香が勝てたのも、オリンピックを意識せず、金を目標としていなからだと聞いた。
王ジャパンも勝ちを意識せず良い試合を心がけ、ノビノビやってほしい。
これからは変な期待はせずに世界レベルのスポーツとして楽しみたい。
今週末はようやく春らしい陽気となった。今年のお花見は何時にしよう。
春は何だか気持ちがウキウキする。
確定申告、税金・・・それさえなければ!

2006年3月6日(月) 身近な事件 Nakazawa

ここ何年、凶悪事件など無かった静かな街で突然の凶行が行われた。
日曜の静かな夜に、騒然としたサイレンの音が響き、何事かと思っていた。
ビル管理会社と暴力団のトラブルらしく、青山に直接結びつく事件ではないが、いつも通い慣れている場所での犯行に驚いた。今日になっても警察や報道関係が現場を囲み異様な雰囲気だ。
折角春らしくなったと思ったら、寒〜い事件だ。
日記に書くようなことではないが、今の世の中、あまりにも簡単に人を殺してしまう。
何かがおかしい。この種の事件が連日ニュースになっていることに慣らされてしまったのだろうか。
荒川静香のスケートに涙して観ている平和な同じ日本の姿とはあまりにもギャップを感じる。
今日は写真仲間の写真展オープニングが二っもあり、楽しい気分だったが、行き帰りに事件現場を見て暗〜くなった複雑な一日だった。

2006年3月10日(金) どうでもいい話。 Nakazawa

日替わりで寒くなったり温かくなったり、春はまだかァ〜。
東京のサクラの開花予報は3月25日。そろそろ花見の準備に入ろう。
どうと言う話ではないが、今、車が車検に出されている。十数年になる車で、愛着があり他に乗りたい車もなく、何度目かの車検を迎えた。今まで以上に部品交換も多く、金がかかりそうだが、某カメラメーカーの女性で25万キロを目指すドライバーがいる。見事と言うか、恐れ入りました。負けずにまだまだ乗り続けよう。
どうでもいい話だが、荒川静香のイナバウアに便乗し、亀が反り返ったり、インコにカーリングの真似をさせたり、それを取り上げるテレビ局って何考えているのだろう。
どうでもいいか分からないが、PSE法施行を前に、中古、リサイクル業者が困惑している。周知徹底のミスを認めながら一歩も譲らない経産省ってなんだぁ〜。スタジオ大型ストロボ等の電気製品はどうなるのだろう。
どうでもいい話だが、新幹線のアナウンスで流れる曲が、だいたひかるの「ど〜うでもいいですよ〜」に聞こえる。
自分だけかもしれないが、つい口ずさんでしまう。「ど〜でもいいですよ〜」
どうでもいいが、最近どうでもいい話が多い。つづく

2006年3月12日(日) どうでもいい話。つづき Nakazawa

どうでもいいが、荒川に続けとばかりに浅田真央のメダルに期待し、テレビ各局が話題作りに一生懸命だった。
結果は2位に終わったが、お決まりの「今だから明かす映像秘話」「知られざる秘話・・・」フタを開けると「何それ、だからどうなの・・・」その程度の事、無理に作らなくてもいいのに。
ついでに、一躍人気スポーツとなったカーリングだが、チーム青森は「カー娘」と呼ばれ大人気。流行モノの好きな国民性か、にわかカーリングファンが激増中。
どうでもいい話だが、最近FAXが壊れた。今ではメールが多く、それほど利用されていないのでこのままにしようと思ったが、送信がゼロではないので、仕方なしに新しいFAXを買った。
デジカメと同じで、昔数十万円していた機械が数万円で、しかも小型で多機能と驚くばかりだ。しかしこのFAXも利用価値を失い消えていく運命にある。折角新しいカッコイイのを買ったのに何か寂しい感じだ。
コンパクトデジカメを衝動買いした時は何だか嬉しかったのに・・・。
どうでもいい話って、自分にとってどうでもいい話と、それを見る人がそんなのどうでもいいと思う、二通りがある。
どうでもいい話は気楽で楽しい。この日記を読む人もどうでもいいと気楽に見て下さい。どうでもいい話ですから。
どうでもいい話はまだまだ続くかも・・・。

2006年3月13日(月) どうでもよくない。 Nakazawa

これはどうでもよくない。数時間前に行われたWBC二次リーグ、米国との対戦。
イチローのホームランで始まり、3点勝ち越しで期待していたが、ホームラン2発で同点に追い付かれた。
好プレーも出て良い試合展開だったが、1点勝ち越しのタッチアッププレーで判定を覆されアウトとなり、最終回にタイムリーを打たれ逆にサヨナラ負け。
スローを見る限りどう見てもセーフと思えるが、抗議も虚しく初戦を落とし、苦しい展開となった。
王監督の試合後のインタビューで、日米外交の手本にしたい毅然とした発言に少し救われた感じだが、この悔しさを残りの試合に活かし、再度米国と雪辱戦を戦って欲しい。
どうでもいいけど、頑張って早朝から観ていたのに・・・残念。

2006年3月15日(水) メキシコ戦は・・・。 Nakazawa

後味の悪い米国戦から気持ちを入れ替え、もう後のないメキシコ戦で6対1と快勝。
序盤のもたついた攻撃も、松坂の好投に救われ、中盤にロッテ里崎のホームランなどで5得点。
勝ちが見えてきたが、抑え投手がピリッとせずホームランで1点を返され、この後の結果次第ではこの失点がどう影響するか微妙だ。
ここまで来たら何がなんでも韓国戦に勝ち、準決勝に残って欲しい。
野球に興味のない人にはどうでもいい話しだろうが、日の丸を背負う試合となると、米国戦の判定ミスもあり、つい熱くなってしまう。
午前中はテレビを観てしまった。これから確定申告の提出に行く。
今年から対象となった消費税の支払いが大きい。
アタマ痛〜い!

2006年3月16日(木) 負けた・・・。 Nakazawa

また負けた。自力での準決勝生き残りが消えた。
毎回、先発が何とか頑張っても後半の抑えが効かない。強い韓国と比べ、王ジャパンには何が足りないのだろう。
オリンピックでも世界記録保持者が惨めな負け方をしてる。日本チームのレベルは韓国を上回っていると思うが、技術以外に何が足りないのだ。国民性?キムチパワー???
今日の試合は仕事でライブ中継を観る事が出来なかった。撮影の合間にこっそり車に戻り、途中経過は聴いていたが、仕事が終った時は負けた後だった。残念だが、負け試合を観なくて、ある意味良かったかも・・・。悔しい!
米国対メキシコ戦の結果次第では、まだ首の皮一枚、一途の望みが無い訳ではないが、もういい。終り!

2006年3月17日(金) 良くやったメキシコ! Nakazawa

一途の望みが叶った。失点率で米国を僅かに上回り、準決勝進出が決まった。
もう終りで良いと思っていたが、ここまで来たら何か書かない訳にはいかない。
一度はあきらめていた準決勝戦で、選手のモチベーションはどうなのだろう。
開き直って思いきり良い試合が期待出来るかもしれないが、三度目の韓国戦だけに意地でも負けられない。
変なプレッシャーは無いのだろうか。今度負けたら余計に惨めになる。
スケートに続き大盛り上がりの韓国では、徴兵免除を決めた。この際日本も税金?免除でも決めたらどうだろう。
三度目の正直で勝って決勝進出を果たせたら大いに盛り上がるだろうな。
それにしてもまたもやデービッドの誤審に騒然としたメキシコだが、よく頑張って勝ってくれたものだ。
開催国の米国はあまりWBCに興味がなく、自国が負け、誤審騒動まであり、記念すべき第1回目の開催にケチを付けた格好だ。
米国は内心負けてホッとしているのでは・・・?

2006年3月19日(日) 韓国に快勝!メキシコ様々。 Nakazawa

ヤッター。宿敵韓国を破って決勝進出。良かった〜。良くやった。
野球如きと言われるかもしれないが、何かモヤモヤしていただけにこの勝ちは最高だ。
韓国に二度も負け、米国には審判に負け、諦めていただけに奇跡的な決勝進出である。
7回、ヒットの松中を置いて、不振の福留が代打ホームランを放ち、里崎に続き代打の宮本、イチローのタイムリーで一挙に5点。8回に田村のだめ押しホームランで6点とし、好投の上原を薮田、大塚の完封リレーで韓国をシャットアウト。
今までの悔しさを一挙に爆発させた格好だ。しかしここまで負けなしの韓国はたった一度の負けで、すべてが終わってしまい何とも割り切れないだろう。
こうなれば何としても決勝で強敵キューバに勝って世界一になって欲しい。
もし優勝出来たら、メキシコ様々だ。メキシコのお陰でまたテレビにかじりつく日が一日増えた。

2006年3月20日(月) たこ焼き&カラオケパーティー Nakazawa

WBC決勝進出を祝って飲み会をやりました。・・・って、そんな訳は無いけど、久し振りに昨年の全国ロケのメンバーが揃い、たこ焼き&カラオケパーティーを開催。
クライアントの裕美姉御と熊本から帰省参加のスーさん、デザイン事務所のKANさん達と、スタジオスタッフも参加し、飲んで食べて歌いまくりの夜だった。
何故か気の合う愉快な変な?メンバーで、このパーティーが恒例となりつつある。
楽しくて、あっという間の時間だったが、次の花見が楽しみだ。
皆さん遅くまでお疲れさまでした。

2006年3月21日(火) 優勝・遂に世界一! Nakazawa

タコ焼きの匂いが昨晩の余韻を残すスタジオで、後片付けをしながらWBC決勝戦を観る。
王、ハンクアーロンのツーショットに始まり、初回、いきなりもらった2点から更に今江のタイムリーで一挙4点。その裏松坂がバレに一発やられたが、キューバ相手に堅い守りで白熱の試合展開となった。
テレビを観ながらいつのまにかライブ日記になってしまった。
2回以降ゼロが並ぶ5回、先頭のイチローが鮮やかな流し打ちで二塁打。松中のヒットでノーアウト三塁一塁のチャンス。多村のタイムリー内安打で追加点。更に里崎の送りバント。続く小笠原の犠牲フライで松中が懸命のホームイン。2点追加でその差を5点と広げる。
その裏、好投の松坂に代わりサブマリーン渡辺が2三振と好投。しかし6回、ショート川崎のエラーから始まり2点を返されたが、後続をダブルプレーで抑えた。
好プレーの続く決勝戦。強敵キューバ相手に目が離せない。すげー疲れる。
回も終盤に入り勝ちを意識してかミスが目立ち、余計にハラハラさせられる。
簡単には勝たせてくれない。この緊張感がたまらない。
やられたー。ツーランホームラン。8回、代わった藤田が打たれた。これまでも抑えが弱い日本のもろさが出た。
たまらず大塚に交代。差は1点。う〜たまらねェ〜。
9回、川崎のバントミスの後、西岡の絶妙なセフティーバントで一塁二塁。このチャンスにイチローがタイムリー。川崎がキャッチャーのブロックをかいくぐり貴重な1点を追加。更に満塁のチャンスに代打福留。しびれる〜。
やったー。韓国戦に続き値千金の2点タイムリー。イチローまで返し差は4点。更に里崎歩いてまた満塁。小笠原が犠牲フライで松中がまた懸命に走り込みホームイン。優勝を確信させる5点差となった。
いよいよあと三人。粘るキューバが1点を返す。あと二人。三振。あと一人、あと一球。三振、ゲームセット。やったぁ〜。
王監督が宙を舞う。遂に世界一。よくやった。苦しい展開からよくここまで来たものだ。興奮気味に語るイチローのインタビューにこの優勝の喜びが全て表れている。
優勝カップを受け取る王監督、メダルを掛けた日本選手が誇りに思える。嬉しい事に、最優秀選手には松坂投手が選ばれた。
イライラ、ハラハラ、ドキドキのWBCだったが、世界一の大健闘に観る方も肩の荷が降りた感じた。
野球で何でこんなに熱くなれるのだろう。ライブで日記を書くのも疲れるが、野球を観てこんなに疲れるとは思わなかった。凄〜く疲れた。
明日からは落着いて仕事が出来そうだ。

2006年3月23日(木) みんなスゴ~イ! Nakazawa

「本当みんなスゴ〜イ」「ヤバイっすよー」
王ジャパンが世界一を果たし、何度となくテレビに流れたイチローのコメントだ。
優勝から二日経ってもその興奮が中々冷めない。優勝の瞬間は何度観ても気持ちのいいものだ。
日本国民のフラストレーションを一気に振払ってくれた快挙だ。
しかし、日本中が歓喜したあとだけに、祭りの後のような一抹の寂しさを感じる。
国内プロ野球もこの勢い、この盛り上がりを持続させて欲しい。この際、あの誤審審判デービットソンを巨人戦で使ってみたら面白いかも。敵を作る事も一丸となる為の戦略の一つだ。
日本人は良い子になり過ぎて、毅然とした意見を言えない。王監督やイチローの発言がとても心強く感じた。拉致問題、牛肉問題など、毅然とした態度で挑めば国民はみんな支持するだろう。
日本は組織としての力は皆無に等しい。スポーツの世界だけに頼らず外交下手の政府は目を覚ませ。
話がそれたが、今回のMVPは松坂も良かったが、韓国戦での代打ホームランの福留。それ以上に、不調の福留をあの場面で起用した王監督の采配だ。結果の出ていない福留の練習中の調子を見て二度も代打策が適中している。
王采配とそれに応えた福留はMVPに値すると思う。
WBCネタは終り・・・。
温かな日が続き、開花宣言が早まり今年は週明けの平日に満開になりそうだ。
花見の予定が大幅に狂いそう。ヤバイなぁ〜!

2006年3月25日(土) 良い汗をかこう! Nakazawa

プロ野球パリーグが開幕した。
初戦は三元中継で見どころ満載。春の選抜高校野球もあり、野球少年?にとっては嬉しい季節がやってきた。WBC世界一の後だけに、今までとはひと味違う開幕戦だ。
改めてこの野球のシステムを考えると本当に良く出来たスポーツだ。チームワークと選手の個人技、相手チームとの心理面を含めた戦略、駆引きなど実に面白い。
特にWBCで苦しい展開の中、韓国戦に勝ち、世界一に導いた王監督の采配、リーダー格としてムードメーカーを務めたイチロー、大事な場面で結果を出す選手の気迫など、日の丸を背負いプロとして最高の野球を見せてくれた。
この結果は、これから始まる野球は勿論、あらゆるスポーツ、あらゆる社会に通じるモノがある。
池の鳥に吹き矢を放つ情けない世の中、金の為自分の為、自己中心的な世の中、高い志も感動も何も無い。
政治家も一度くらいは日の丸を背負って国民に感動を与えてくれ。
偽メール問題で無様な民主党前原代表は王監督の爪の垢でも・・・って感じ。
永田君、アンタはいい加減に辞めたらぁ〜。
王ジャパンのお陰でまた野球がやりたくなった。
我々のチームも平均年齢が上がり試合が出来る状態ではないが、もう一度良い汗をかきたい。

2006年3月26日(日) 良い季節の始まり。 Nakazawa

中々時間が取れず、お彼岸に行かれなかった墓参りに行ってきた。
暖かな陽気にあちらこちらでサクラが咲き始めている。
墓参りの帰りにいつも立ち寄る、長命寺の桜餅を買いに向島に行った。
幾重にも巻かれた桜の葉がとてもいい香の有名な桜餅だ。
隅田川沿いのサクラは三分咲き程だが、気の早い花見客で賑わっている。
浅草から、湯島、後楽園、四谷、外苑と回り道をしてきたが東京は結構サクラが多い事に気がつく。満開まではもう少しだが気持ちがワクワクする。
大雪の厳しい冬だったが、確実に春が来る事を実感。もうすぐ四月だ。
昨年末に入院した元弟子の退院が決まった。予定よりも長く四ヶ月半も入院した事になる。すっかり病院に馴染んではいるが、この四ヶ月は長かっただろう。
その間、息子の入院もあり、病院をハシゴしながら、毎週末にお見舞いに行っていたが、過ぎてみると早いものだ。先ずは退院が決まりおめでとう。
四月は何かが始まる季節。何か良い事を期待しよう。

2006年3月31日(金) 温かな夜 Nakazawa

桜が満開の四谷、ポートレートギャラリーで大山謙一郎・疑視展その30が行われた。
24年間30回続いた大山氏の作品は独特で刺激的な作品展だ。
以前はモデルとして参加したこともあり、作品の面白さは抜群。
沢山の参加者でパーティー会場は大盛況。
その中に、3年前まで、顧問兼講師をしていた写真学校の卒業生がいて「中澤先生」と声をかけられた。作品講評で良い評価と、写真の考え方などを話したらしいが、彼は今だにその時の事を実践しているらしい。
何を言ったか詳しくは覚えていないが、一人の学生が今、立派に写真家として成長し、感謝されることは講師冥利に尽きる。
写真は本人の感覚感性に左右される内容だけにとても難しい。人に教えることの難しさと一言の大切さをあらためて感じた。
プロになることは大変だが、卒業生にはこれからも頑張って活躍して欲しい。
花冷えのする夜だったが、気持ちは温かな帰り道だった。

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Akiary v.
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