NP STUDIO STAFF日記
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2005年9月1日(木) 輪島 Nakazawa

輪島塗で有名な石川県輪島市に撮影で行ってきた。
新しく半島の中央に出来た能登空港は羽田から1時間で、輪島がグッと近くなった。
迎えの車から見る能登の第一印象はのどかできれいなところだ。
空港から30分程の輪島市内も京都の街並を思わせる上品な街だ。
早速、輪島塗の撮影打合せ。工房で作業工程を見ながら、何十もの工程を経て完成する伝統工芸の凄さを体感。
2日目、作品の撮影から、日展作家の工房での作業風景など、深夜までかなりハードな撮影が続き長い一日が終わった。
3日目、クライアントのご好意で輪島観光。風光明美な日本海や有名な輪島の朝市、伝統の切子祭等を見学。
朝市では、満面の笑顔に引き込まれ、1万円のカニを売り込まれたが、甘エビ、イカ、サザエを付けて五千円と言ったら驚いた顔をしながら交渉成立。得した気になったが、本当は、上手くのせられたのかもしれない。これも朝市の楽しみか・・・。
仕事は腰が痛くなる程きつかったが、親切な皆さんに囲まれ初めての輪島は好印象で、あっという間の楽しい3日間が過ぎた。
しかし、後には、大量の画像処理が待っている。これもデジタルの功罪か、ガクッ!!

2005年9月11日(日) 選挙へ行こう! Nakazawa

散歩がてら、選挙投票に行ってきた。
今回ほど、面白おかしく、馬鹿ばかしい話題先行の選挙もないだろう。
争点はともかく、反対勢力の新党旗揚げ人情コント、ホリエモンや、マドンナ刺客、果てはデヴィ夫人まで勝手?に応援演説など、訳が分からない。
肝心な政策は具体的に見えてこない。郵政民営化に賛成か反対かで、分の悪い党は矛先をかわしただけしか感じない。数時間後の結果が楽しみだ。
久し振りの選挙で、母校の地元小学校に行ったが、数年前、廃校となり、今は工事中となっている。
少子化で、子供のいない渋谷界隈では仕方がないが、小さく感じる校庭を眺め、昔を懐かしむ事はもう出来ない。
親子三代通った母校が亡くなる事は寂しい。
またいつか、選挙になると思い出すのだろうか・・・そろそろ静かな所に移り住みたいとも考えている。

2005年9月14日(水) 自民圧勝・・・。 Nakazawa

自民圧勝で、お祭り騒ぎの総選挙が終わった。
小泉人気と言われるが、反対派のお粗末な戦略や、寒〜い、パフォーマンスの新党が、国民にソッポを向かれただけのこと。
比例区の人数合わせでスーパーのオヤジが突然議員になったり、議席があまって社民党に譲ったり、異常な選挙結果とも言える。一票のありがた味は薄いだろうなぁ。
反対派で負けた議員は惨めな感じ。小林議員は選挙違反も出してよけい惨めだ。負け組はテレビの前で、あまり愚痴らない方が良いと思うよ。
単独過半数の自民党だが、この結果が吉と出るか凶と出るか。今後改革に向けてどんな動きをするのか楽しみだが・・・。
写真業界の改革にも景気の風が吹くのだろうか。
デジタル化で、設備投資に金が掛かる一方、撮影、画像処理、撮影、画像処理の忙しい毎日だ。お陰で、以前より手間ばかり増えて、売上は一向に伸びない。
意地悪なメーカーは、次々に新しい機種を出してくる。安くて良いのは分かるが、そんなに金が続くかよ。
でもイイとこついて、欲しそうなモノを出してくるよな。

2005年9月21日(水) 匠の工房を訪ねて。京都編 Nakazawa

画像が溜まった三連休。表に一歩も出る事なくモニターに向かって大奮闘。
明け方に中秋の名月が、西の空に赤く大きく霞んで見えた。
少し寝てから朝一の新幹線に飛び乗り京都の匠の撮影へ向かった。
木地職、彫師、箔押し、金細工など、匠と呼ばれる一流職人の工房を訪ねて回った。
工房にただよう緊張感が何とも言えず、思わず眠気も覚め、カメラに集中出来る。
匠の技としか言えない道具の動きに魅了されて行く。
すべての匠の、その道具へのこだわりと大切さは半端ではない。我々の機材と通じるものがある。いや、それ以上かもしれない。無数の道具を見ているだけでも楽しく、必然的に散らかった道具は美しささえ感じる。
一見気難しそうな匠だが、とても親切に色々な話をしてくれる。とても勉強になるが、こちらの技量も試されているような恐さも感じた。
休む間もなく工房を回り終え、緊張が解けた成か、どっと疲れが出た。
予定より早く終わり、泊まることなく京都駅に向かい、そのまま新幹線に飛び乗った。
帰りは勿論爆睡。今は心地よい疲れが残っている...。

2005年9月25日(日) いい季節に・・・。 Nakazawa

後半三連休も表に出ることなく、黙々とPCに向かっていた。
やっと溜まったデータも処理が終り、台風も過ぎた夕方に、眼鏡を買いに出かけた。
最近、効き目の乱視がひどくなり、撮影やPCが気になっていた。
デジタル化になり、目は悪くなるし、漢字も忘れるし、ロクなことはない。
仕事の流れはデジタルに向かっているが、写真の原点からは逆行しているような気がする。
長年、アナログ的にやってきた自分としては、忙しさの種類が変わってきた事に戸惑いを感じる。
昔は、仕事の手離れが良く、撮影が終われば打ち上げをしたり、区切りがハッキリしていた。
今は、撮影が終わるとPCに向かうのが当たりまえとなり、そのまま徹夜もある。
そう言えば、最近、遊んでないよな。
テニスや野球、ゴルフも全然やってないし、夜中まで遊ぶこともなくなったかなぁ〜。
体力は歳のせいかもしれないが、気力までなくしては困ったものだ。
今年は、一度も海に行っていない。もう秋だと言うのに今さらだが、こんなの初めてだ。
仕事は楽しいけど、それはその見返りの楽しみがあるからだよな。
いい季節になったし、生活スタイル変えて行かなくては・・・。

2005年9月27日(火) 棚ボタ議員の発言! Nakazawa

小泉劇場で自民圧勝の選挙結果、比例区の棚ボタ議員が話題となっている。
今回は3分の1位が棚ボタかもしれないが、スーパーのオヤジや、26歳、最年少の杉村太蔵議員などその典型だろう。その杉村議員の発言を巡って、いきなり渦中の人となっている。
当選後の、料亭に行きたい発言、グリーン車タダ発言、歳費まで喋り、テレビに出まくりだ。しまいに幹事長に怒られ、森元総理に「愚かな議員・・・」と言われ、急に口を閉じてしまった。
発言の賛否は別にして、彼によって、我々の知らない議員の実態が少し分かってきた。
国鉄の時代はともかく、今だにグリーン車がタダで、歳費は当選から10日足らずで月額の180万を手にしている。実質1日でも満額が出るそうだが、一般では完全に日割りだろうが。
勿論、これらは公になっている事だが、議員の口から出る事の意味は大きい。
いきなり議員待遇になった驚きは正直こんなものだろうが、庶民とのギャップを感じて当たりまえで、それが国民の本音だろう。国会議員としての重責は分かるが、不公平感を持たれる諸々の待遇は納得出来ないものもある。
杉村議員には、国民の当たりまえの疑問に素直に応えて自分の口で語って欲しい。
多少の失言は可愛いものだ。偉そうな先生でも、とんでもない失言をしているではないか。森元総理君も・・・。
こんな棚ボタ議員を比例区に連ねたのは自民党ではないか。任命責任は誰が取るのかな。
異例の記者会見で、すっかりおとなしくなった杉村議員だが、圧力に負けず自分流で思った事をベラベラ喋って欲しい。
それとも、話されては困る事でもあるのかなぁ。

2005年9月30日(金) 阪神タイガースおめでとう Nakazawa

今シーズンの阪神は強かった。優勝インタビューで岡田監督が「宿敵巨人の前で・・・」と言っていたが、もう、宿敵でも伝統の一戦でもない。目の前の胴上げを見る巨人に覇気もなく、かつての巨人を感じない。
元気な虎ファンの熱狂ぶりは相変わらずだ。あれだけ策を講じても道頓堀に飛び込むヤツがいる。それこそ自己責任で好きにさせれば良いではないか。でもタクシーをボコボコにする暴走行為はいただけない。
喜び騒ぐのは良いが、暴徒化する偽ファンに祝勝ムードも台無しだ。
それより、松井ヤンキースはどうなった。イチローはあと2本。ガンバレ!
日本のプロ野球に冷めた今、欽ちゃんチームが都市対抗で優勝したらビール掛けでもしたいな。

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