NP STUDIO STAFF日記
《バックナンバー》

暑い！梅雨はどこに行ったのか・・・？
このままでは夏が来る前に夏バテして干からびてしまう。
この暑い中、熱くなっているのが選挙戦。国民は冷めているかもしれないが。
もっと熱く、もっと冷めているのが野球の合併問題と一リーグ制。
近鉄とオリックスに端を発し、ファンを無視したオーナー会議で次々と合併問題、一リーグ制が飛び出した。
選手会の意見にケンカを売るような傲慢オーナーの発言があり、ますますファンを無視し、野球そのものの存続すら危ぶまれる状態となってきた。
そもそもチームオーナーの経営不振が招いたことで、だらしのないオーナー会議が偉そうなことを言えるのだろうか。
パリーグの入場者数の少なさは今に始まったことではない。放送権の巨人一辺倒も同じだ。
メジャーでは放送権などの収入はコミッショナーが管理し、各球団に分配するシステムで、高収入のチームには一見不公平なようであるが、結果的には全体の人気を高め、収入を増やしている。また、人気選手獲得の平均化を図る為、チームの年俸合計を定め一チームに偏ることの無いように出来ている。日本の金持ちG様みたいに金にものを言わせ名選手ばかりを集めることはない。
オーナー会議が幅をきかせ、コミッショナーに何も権限が無いような日本のワガママ野球ではファンがいなくなるだろう。
野球を観るならメジャーの方が迫力もあり、日本人選手の活躍もあり面白い。
経営努力もしないで合併に走り、自分の身の安全だけは守る企業オーナーの姿勢は、今の日本経済や政治に似ているところがある。
そんな所で頑張る選手と、楽しみにしている野球ファンが惨めに思えてくる。
選手会と一緒にファンもストライキを起こし、オーナー連中に思い知らせた方が良いだろう。
ファンあっての野球だろうに！
一リーグ制になり、来年は無くなるかもしれない、セ、パ両リーグのオールスター戦をやっていたが、冷めているのは自分だけだろうか。
野球の応援はオリンピックの日本チームだけにしよう。

来年は見られなくなるかもしれないオールスター戦で、熱い男がやってくれた。
シーズン中ではめったに見られない、ホームスチールを新庄がやってくれた。
開幕前にＭＶＰを宣言した新庄は見事に公約どおり手にした。
合併問題で冷めていたオールスターを湧かす新庄のプレーはＭＶＰ以上の価値がある。
選手を小馬鹿にしたオーナー連中は何を考えているのだろうか。
ファンが求めているのは面白い野球で、一生懸命な選手とファンあっての野球だ。
エラそうにふんぞり返っているオーナー連中は、自分達の都合で何かが出来ると思ったら大間違えだ。
関東地方も明日は梅雨明け。暑い毎日に、合併問題で当分熱くなるかも・・・！